横浜ゴムの活動 【本社食堂編】

航空業界の脱炭素化は私たち自身の課題
横浜ゴムは自動車用タイヤだけでなく航空業界とも深いつながりを持っています。航空機向けの飲料水用ウォータータンクや客室内装品等を開発・販売しており、空のモビリティーを支える重要なパートナーです。だからこそ航空業界が直面する脱炭素化という大きな課題は決して他人事ではなく自ら率先して取り組むテーマなのです。
ゴム業界初となるプロジェクトへの参画と3つのアクション

1. 拠点全体を巻き込んだ廃食油回収の意義と拡大
横浜ゴムは、気候変動緩和対応の一環として2024年8月より「Fry to Fly Project」に参画し、回収した廃食油を持続可能な航空燃料(SAF)の原料として提供しています。平塚本社および平塚製造所の社員食堂からスタートしたこの取り組みは、現在では国内の全工場や一部の社員寮の食堂にまで拡大。 自社拠点の食堂から油を回収する仕組みを構築している点は、これまで廃棄されていた廃食油を国内で循環させるというプロジェクトの本来の目的に大きく貢献するものです。
2. 社員食堂でのデジタルサイネージを活用した効果的な啓発
各社員食堂にモニター(デジタルサイネージ)を設置し、活動の周知や環境啓蒙を行っています。食堂は従業員が一定時間滞留するため、デジタルサイネージを通じた訴求力の高い情報発信を行うのに最適な場所。日々の食事や休憩の場でSAFへの取り組みを継続的に可視化することは、従業員の環境問題に対する意識を自然な形で高め、全社的なコミュニケーションや共通認識を醸成する効果を持っています。
3. JAL様の取り組みとの相乗効果(個人・家庭からの回収促進)
食堂のデジタルサイネージには、 JAL様が主導する「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクト、家庭用廃食油の専用回収ボックスの場所を示すQRコードを流しています。平塚本社では従業員に対して「会社での活動」を「個人のエコアクション」へと繋げる具体的な動線を提供しており、極めて有効な活動の後押しとなっています。 今後も横浜ゴム社員一同でSAFへの取り組みを後押ししてまいります。
Action 1:社員食堂を起点とした直接的な資源循環
・神奈川県平塚市の「本社」および「平塚製造所」の社員食堂から排出される廃食油をSAFの原料としてプロジェクトへ提供。
・毎日稼働する企業のインフラをそのままサステナビリティの供給源へと変換し、国内でのSAF製造を直接的に支援します。

Action 2:デジタルサイネージが「食べる場」を「学ぶ場」へ変える
・社員食堂に設置されたデジタルサイネージを活用し、食事中の従業員に対してプロジェクトの意義やSAFに関する知識を定期的に配信。
・マクロな環境問題(空の脱炭素化)をミクロな日常(今食べている揚げ物の油)がどうつながっているのかを視覚的に伝えます。
・従業員を単なる傍観者から、サステナビリティの当事者へと意識をアップデートさせます。

Action 3:会社のアクションから、個人のライフスタイルの変革へ
・JAL様が推進する「すてる油で空を飛ぼう」プロジェクトの枠組みに呼応し、従業員個人の参加を強く後押しします。
・会社で学んだSAFの知識を家庭に持ち帰り、家庭で発生する廃食油を廃棄せずに回収拠点へ持ち込む行動変容を促進します。


